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2022.08.01
プレスリリース

新監督挨拶 就任にあたって

 本日8月1日、スケート部ホッケー部門の監督に就任いたしました平成10年卒の堤広利と申します。母校の監督という大役を務めさせていただくことに大きな誇りと喜びを感じると同時に、諸先輩方の努力により築き上げられた伝統と責任の重みに身の引き締まる思いでおります。

 就任にあたり、選手達には早稲田大学スケート部OBとして社会に羽ばたいていくに十分な人間力を育んで欲しいと考えております。吸収力や感受性が最も豊かなこの年代に共に寮生活を送り、真剣勝負を通じて築いた仲間との信頼関係は一生物の宝となります。早稲田の絆の強さと確かさは、社会に出てからこそ実感するものです。それぞれがその価値に恥じない高い人間性を身につけ、OBとして胸を張って社会で活躍していって欲しいと思っております。

 アイスホッケーというスポーツである以上、勝敗は必ずついて回るものですし、やるからには貪欲に勝ちを求めていく所存ではあります。しかしながら単純に勝敗のみではない、早稲田としての闘い方、チームの在り方、個の人間力の高さをコーチ、選手一丸となり体現して参ります。

 近年、少子化や競技人口の減少、相次ぐリンクの閉鎖など、日本のアイスホッケー界を取り巻く環境は厳しさを増すばかりであります。また、昨今のコロナも含め、チームに吹いてくる風は決して順風とは言えない状況が続いております。このような逆境下においてこそ真の力が問われていることを肝に銘じ、古豪早稲田の名に恥じぬチームを作り上げていく所存です。

 ご声援のほどよろしくお願いいたします。

早稲田大学スケート部ホッケー部門

監督 堤 広利